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□ Stage 2006 □



管理人が観た舞台やミュージカルの記録です。
(1作品のみ感想も有り。)



■ 2006年9月18日(月・祝) 13:00
「オレステス」@シアターコクーン
作:エウリピデス
翻訳:山形治江
演出:蜷川幸雄
出演:藤原竜也、中嶋朋子、北村有起哉、吉田鋼太郎、香寿たつき、寺泉憲、瑳川哲朗 他



■ 2006年6月10日(土) 12:30
「メタル マクベス」@青山劇場
原作:W.シェイクスピア/脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
出演:内野聖陽、松たか子、森山未來、北村有起哉、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、上條恒彦 他



■ 2006年5月18日(木) 18:00
「メタル マクベス」@青山劇場
原作:W.シェイクスピア/脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
出演:内野聖陽、松たか子、森山未來、北村有起哉、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、上條恒彦 他



■ 2006年4月7日(金) 19:00
「ライフ・イン・ザ・シアター」@THEATRE1010
作:デイヴィッド・マメット
演出:ポール・ミラー
出演:市村正親、藤原竜也



■ 2006年3月21日(火) 18:00
スタジオ モダンミリイ・ダンスライブ「OVER THE RAINBOW」@THEATRE1010
演出:森山未來
出演:森山未來、モダンミリイカンパニー



■ 2006年3月21日(火) 13:00
スタジオ モダンミリイ・ダンスライブ「OVER THE RAINBOW」@THEATRE1010
演出:森山未來
出演:森山未來、モダンミリイカンパニー



■ 2006年1月15日(日) 14:00
ミュージカル「BAT BOY THE MUSICAL」@サンシティ越谷市民ホール
原作:キース・ファーレイ/ブライアン・フレミング
作詞・作曲:ローレンス・オキーフ
翻訳・演出:吉川徹
出演:森山未來、シュー、福井貴一、杜けあき、藤本隆宏、林アキラ、伽代子、石原慎一、西村直人、結樺健、中川菜緒子、富田麻帆、染谷妃波

昨年2005年3月の初演に続いての再演。私は正直ストーリーそのものがあまり好きではないのと、今回もおそらくダンスシーンは無いんだろうなぁと思って1回のみにしておいた。公演開始前の出演者のコメントで「初演とは別の作品になっている」というのがあったのでどうかなとは思っていたが、そこまでは変わってはいなかった。

演出については、リックとロンとルーシーが洞窟でバットボーイを発見するオープニングの演出が、格段に良くなっていた。初演では(今思えば)照明が暗すぎて、いまいち何が起こっているのかよく分からないままに進んでいってしまったのだが、今回は照明もほど良く、人物の配置や動きも的確ですごく分かりやすく観やすいオープニングになっていた。それから、バットボーイが動物の血を好むので、動物の首をかじってバットボーイの顔に血のりがどばーっという衝撃的なシーンが2回あるが、これは初演と変わってはいないんだけど、今回観てみて2回は多いなと思った。首をかじるシーン2回の必要性はストーリー上分かるとして、どばーっは1回で十分だな。その方が演出効果が高いと思った。

キャストについては、初演とは一部変わっていたが、それ以外にも同じキャストで他の役も演じるという変化もあった。初演では女性が演じていたテーラー婦人を石原さんが演じることによって、マギーとややかぶっていたテーラー婦人のキャラクターがはっきりと分かれて良かったと思う。また、西村さんが看護婦2を演じていたが、これはまだ板に付いていない感じが否めなかった。パーカー先生を演じる福井さんはだいぶ演じ方を変えていたが(演出家の指示かもしれないけど)、ちょっとしょぼくれ過ぎでただの嫌な人になってしまい、最後に真実が明かされる場面で、逆に説得力が無くなってしまったように思えた。また歌については、初演では一部のキャストを除いて、(特にアンサンブルでは)歌メインのミュージカルにしては歌がしょぼいと書いたが、今回はだいぶ良かったと思う。シューさんの歌も初演よりだいぶ聴きやすかったと思う。

森山さんについては、バットボーイの演じ方をかなり変えてきていた(これも演出家の指示かもしれないが)。初演では、教育されて知性に目覚めたバットボーイは、見違えるように流暢に言葉を話し声のトーンも下がり品位を漂わせるんだけど、今回は知性に目覚めてからも外国人のようにややたどたどしくずっと上ずった言葉の発し方を続けていた。んー、私は前の方が好きだった。初演の方が、こんなにも普通の人と同じになったのに何故受け入れてもらえないのかというバットボーイの葛藤が、より鮮明に伝わって演出効果が上がっていたと思う。それから、やはりダンスらしいダンスは皆無だが、側転が追加されていた。ダンスの要望も多かっただろうに、側転だけではあまり違いはないような気がする…。

私の個人的な趣味としては、それほど口ずさみたくなるようなナンバーがあるわけではなく、またストーリーには全く救いが無いので、残念ながらいろんな方にぜひ観てくださいとオススメしたい作品ではない。ただ、今活躍している舞台人の中で、森山さん以外にこの役をこれほど的確に演じられる人はおそらくいないだろうということと、森山さんの芝居の味というか個性、歌の上手さというか声の良さ、そして誰もが認める身体能力の高さ、は堪能できる作品であることは間違いない。


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