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□ Stage 2007 □



管理人が観た舞台やミュージカルの記録です。
(1作品のみ感想も有り。)



■ 2007年12月14日(金) 19:00
遊心弾 Vol.1「馬鹿」@阿佐ヶ谷アルシェ
作:乾 隆
演出:小田裕美子
出演:井黒英明、植本加奈子、おおしたよしのり、竹村忠臣、長谷川深幸、長谷部愛、平井猛博、藤掛俊光、森 顕、小田裕美子



■ 2007年10月20日(土) 14:00
ミュージカル「キャバレー」@青山劇場
台本:ジョー・マステロフ
作曲:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エブ
演出:松尾スズキ
出演:松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子 他



■ 2007年9月9日(日) 13:00
「ヴェニスの商人」@天王洲 銀河劇場
作:W.シェイクスピア
演出:グレゴリー・ドーラン
翻訳:河合祥一郎
出演:市村正親、藤原竜也、寺島しのぶ、西岡徳馬、他



■ 2007年9月1日(土) 13:00
夢工房もだんみりい 第四回公演「戦争わんだー」@THEATRE1010
主演・演出:森山未來
出演:モダンミリイカンパニー



■ 2007年5月19日(土) 13:00
「血の婚礼」@東京グローブ座
原作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ
台本・演出:白井晃
音楽:渡辺香津美
出演:森山未來、ソニン、浅見れいな、岡田浩暉、新納慎也、尾上紫、池谷のぶえ、陰山泰、根岸季衣、江波杏子、渡辺香津美



■ 2007年5月3日(木・祝) 18:00
「血の婚礼」@東京グローブ座
原作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ
台本・演出:白井晃
音楽:渡辺香津美
出演:森山未來、ソニン、浅見れいな、岡田浩暉、新納慎也、尾上紫、池谷のぶえ、陰山泰、根岸季衣、江波杏子、渡辺香津美

「血の婚礼」初日。いろんな意味で初日らしい舞台だったように思う。演出については、凝ったセットを作り込まず、役者の演技と観客の想像力で作り上げていく芝居らしい芝居で、そういう点は私の好みに合っていた。森山さんのフラメンコに期待していたが、フラメンコシーンはごくわずかだったので少々残念だった。でも一応ストレートプレイだから仕方ないとは思う。わずかではあったが、そのフラメンコには非常に満足。出演者については、ソニンさんがすばらしかった。華があるし、声がよく通るし、難しい役どころを集中力を切らすことなく、メリハリのある芝居でよく魅せてくださったと思う。珍しく森山さんがいまいちだった。初日の緊張からなのか、キャストの中で一人だけ演技が上滑りしているというか、空回りしている感じがした。卑屈な現代の若者といった空気を醸していたのだが、これはそういう芝居を要求されたのかもしれない。ただ、舞台上にいるのがレオナルドに見えず、森山未來に見えた。これは本当に珍しく、私がこれまで数々観てきた森山さんの出演舞台で経験したことがない。

作品全体について言うと、ロルカは難しすぎるのかもしれない、とちょっと思った。劇中、詩的な表現は多々登場するが、シーンがよく理解できない部分もあった。中盤、黒い男を介して、少女と月のイメージが交錯するシーンがあるが(かなりきわどい演出になっているが)、その辺りもよく分からなかった。理解するばかりが舞台ではないが、観終わった後に、その世界観に浸るというよりやや消化不良のような感じが残った。全体的に、メリハリというより、シーンによって演出の密度の違いというか完成度の高低差というか、そういうものが引っ掛かって、浸りきれなかったという印象が否めない。渡辺さんの演奏については、すごいの一言。ギター1本で何人分もの役者の役目を果たしていると言っても過言ではない。そのぐらい、演奏だけでシーンの空気を見事に塗り替えていく、さすがの演奏だった。


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